削る-ギャラリー
切削加工(Cutting)
Cutting
切削工具るいを用いて対
象物を切り削る加工方法
である。除去加工とも呼ばれる。
マシニングセンター (Machining Center)
マシニグセンターとは
工業製品の部品を作る機械
を「工作機械」と呼び工作
機械の中で最も多く活躍し
ているのが「マシニングセ
ンター」です。
「Machining Center」は直訳
すると、「加工中心」となり
「加工の中心となる機械」とい
う意味でネーミングされた
と推察できます。
マシニングセンターは製品・部
品を産み出す母であり、製品は
マシニングセンターから産み出
される、子供であるという考え
方からマシニングセンターは
「マザーマシン」と呼ばれて
います。
NCとは
「Numerical Control」
の頭文字「数値制御」を意味し、
CNCとは
「Computer Numerical
Control」
の頭文字「コンピューター数値
制御」意味しNC工作機械は
「点座標で制御する工作機械」
という意味になります。
この数値制御システムは
1940年~1950年代にア
メリカで発明されました。
日本でNC装置が開発されたの
は1956年(昭和31年)で
開発したのは
富士通信機製造株式会社
(現在ファナック株式会社)
ATC
「Automatic Tool Changer」
自動工具交換装置
簡単に言うと、フライス盤の各
軸にモーターを取り付け、NC
装置を接続し数値制御で各軸の
送りを自動運転させ自由曲面を
削り、自動工具交換装置
(ATC)が備わったものを
マシングセンターだと考えて
います。
マシニングセンタ
メーカー MORI SEIKI
型式 NV5000B
主軸最高回転数
8000min
ツールシャンク方式
BT50
テーブル移動量 X軸
1020mm
テーブル移動量 Y軸
510mm
主軸移動量 Z軸
510mm
マシニングセンター
メーカー OKK
型式 MCV660
主軸最高回転数
4500min
テーブル移動量 X軸
1270mm
テーブル移動量 Y軸
660mm
主軸移動量 Z軸
650mm
フライス(Milling machine)
フライス盤とは回転する
主軸にエンドミル、フライ
スという刃物を取り付け、
バイスなどに固定された素
材を削って加工物を作り出
す機械をフライス盤といい
ます。回転する素材に固定
した刃物を押し当てて加工
する機械を旋盤、回転する
刃物に固定した素材を削っ
て加工する機械がフライス
盤です。
フライス
メーカ― 株式会社 静岡鐵工
型式 VHR-A
フライス
メーカ― OKK
型式 MH-2V
旋盤(Lathe)
旋盤の特徴lathe
旋盤の特徴は、工作物を回転
させて加工することです。
金属材料を加工する工作機械
は、切削工具と工作物の動き
方によって分けられます。旋
盤は工作物が回転し、切削工
具のバイトが直線運動をしま
す。
旋盤の「旋」は、工作物を旋
回させるところから来ています。
ちなみに「盤」は台の意味で、
旋盤は「旋回させる台」という
意味です。
旋盤にできること
旋盤は工作物を回転物させて、
これに切削工具のバイトを当
てて削ります。したがって旋盤
では工作物を円筒状に削ったり、
円筒状の穴をあけたりするよう
な加工ができます。
旋盤でしかできない加工があり、
ねじ切り、テーパ切削などの
加工です。
旋盤
メーカー MORI SEIKI
型式 MS-650